WORKS

suzumushi

2024

虫の「声」や「合唱」と表現されるように、生命を感じさせる風流なものとして親しまれる虫の音(むしのね)。 その実、多くの虫は単調な音で決まったフレーズを繰り返すだけであり、まるで機械的な反復のように感じる。 虫の音そのものよりむしろ、草陰に足を踏み入れた時に音が鳴り止む、その静寂が生命を感じさせるのではないだろうか。 本作品は、スズムシの形態・鳴く機構を単純化したsuzumushiによってこの仮説を検証する。

suzumushi 1
suzumushi 2