WORKS
2025年度未踏IT人材発掘・育成事業
2026
永田莉紗, 金田昌也
3Dプリントによって造形されたパーツの接合には、一般的に熱溶着や接着剤、簡単な凹凸の嵌め込みなどが用いられる。 これらの手法は作業に要する時間や労力、強度の観点で問題があり、とりわけ3Dプリントで多用される薄い布状・板状構造には適用が難しいものであった。 そこで本プロジェクトでは、衣服などにみられるジッパーを着想源にしたインターロック構造を、任意の目標形状に対して生成する手法を開発した。 開発したインターロック構造はパーツと一体造形されるため、追加の部品や接着剤等を用いずに強固な組み立てが可能である。 また、基本となる構造を適切に歪めることで、複雑な曲線に適用できるほか、「組み立てによって変形する」新しいテキスタイル表現も可能になる。 ファッションデザイン分野でのアプリケーションを提案するべく、洋服の3Dモデルを細かいパーツに分割・展開するツールの制作、 接合部分のうねりが目立ちやすいテキスタイルの探求、などにも精力的に取り組んだ。成果報告会では5体の服からなるファッションショー形式で発表を行った。







